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2020.08.19
和顔愛語
スタッフ日記
こんにちは、クラークのTです☺️
突然ですが、
タイトルの和顔愛語(わげんあいご)という言葉をご存知ですか?
隙間時間の読書で心に残った、
とても素敵な言葉だったのでご紹介したいと思います📖
「和顔」とは、和やかな顔、穏やかな顔のことです。
「愛語」とは、思いやりのある話し方で人に接することです。
江戸時代の名僧、良寛和尚は「和顔愛語」を実践し
「私の口から出てくる言葉は、人の心を励まし、勇気づけ、暖かくする贈り物でありたい」と考えていたそうです。
(本文より抜粋)
読んでいたのは、本屋さんでパッと目に入った
松澤萬紀さんの『1秒で気がきく人がうまくいく』
という自己啓発本だったのですが
高倉健さんや、やなせたかしさんなども登場し
そのエピソードも素敵なもので
すぐにでも実践したいことがたくさん書かれていました。
引っ込み思案でなかなか人と打ち解けるのに時間がかかるわたし。
クリニックでの患者さんとの会話をもっと気の利いたものにしたくて
ついつい手に取った本でしたが
思った以上にたくさんのものを得ることができました。
例えば、
受けた恩をその方にお返しできなければ
別の人に恩を送ればいい、ということ。
いつの日か、100%病院側のミスに対し
「いいよいいよ、人間なんだからそんなこともあるよ。
好きで待ってるんだから、気にしないで。
わたしではなく、周りの方を気遣ってあげてください」
と時間を割いてくださった患者さまがいました。
怒鳴られても仕方のない場面でしたのに
ご自分のことより周囲の方を気遣われている
お心の広さに感服し、ご本人にではなくても
どなたかにこの大きなご恩を返して行けたら、
と本を読んで思いました。
前職で、仕事を教えてくれていた先輩が、
「わたし、ここまで(仕事を)やってくれたの?て言われるのが好きなの」
と言っていたことを思い出します。
喜ぶ相手を想像して、仕事をしていた先輩。
やなせたかしさん曰く、「人生は喜ばせごっこ」。
わたしもまず1秒、
できることから実践していきたいです✨
最初は、主人に日頃の感謝の気持ちを伝え…てみようかと思います😅
こころを込めれば、きっと伝わるはず笑
(こちらの本もとても素敵でした)
お読みいただきありがとうございました😊