福井県福井市の内科「たかさわ内科クリニック」

内科・循環器内科・糖尿病内科
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福井県福井市の内科「たかさわ内科クリニック」

0776-35-0100

糖尿病内科 DIABETES MEDICINE

糖尿病治療をお考えの方へ

「糖尿病を治療するだけ」ではなく、「心も体も健康になるために」

そのためには、きちんとした生活指導・糖尿病治療を行うことが大切です。当院は、患者さまが健康でより良い日々を送るため、心を込めてサポートさせていただきます。怒られる糖尿病治療は間違い。患者様を中心に医師、看護師、栄養士達とチーム医療を行いながら、当院は最新の糖尿病治療を行なっております。

「糖尿病の治療が必要だけど、家族や友達に知られたくない」

そう言った患者様も少なくありません。

患者様一人一人の生活スタイルに合わせて適切で最良の治療を相談していきましょう。

糖尿病とは?

糖尿病とは、血液中のブドウ糖が増えすぎてしまう病気です。ブドウ糖はわたしたちが生きるための大切なエネルギー源で、血液中のブドウ糖の濃度(血糖値)は常に一定に保たれています。しかし、このブドウ糖が効率よく使われなくなると、血糖値が上がってしまい、この状態が続くと糖尿病と診断されます。

糖尿病には種類があります

  • 1型

    免疫の異常などでインスリンというホルモンが出なくなる病気です。膵臓でインスリンを産生できなくなった結果、高血糖状態が続き、生存を危うくします。このため、高血糖を是正し生存するために、注射によってインスリンを補う治療が必要です。1型糖尿病は子供や青年に多く発症します。

  • 2型

    遺伝的な要因に運動不足や食べ過ぎなどの生活習慣が加わって発症します。また、インスリンを出す力が弱いという体質の要素が強いとされています。糖尿病患者の95%以上が2型といわれていて、中高年に多く発症します。高血糖が是正できない場合は、薬やインスリン注射による治療を行うこともありますが、まずは運動療法や食事療法による治療が行われます。

  • その他特定の型

    遺伝子異常により発症する場合や、その他の疾患が原因で起こる場合などです。

  • 妊娠糖尿病

    妊娠中に発見された耐糖能異常(血糖をコントロールする機能に異常があり糖尿病に近い状態)のことで、それぞれの病態にあわせた治療法が行われます。

糖尿病の主な症状

  • のどがよく渇く
  • トイレの回数が多い
  • 尿の量が多い
  • 尿に糖が混じる
  • 体重が急激に減った
  • 手足のしびれがある
  • 疲れやすく、全身がだるい
  • 立ちくらみをすることがある
  • 目がかすむことがある
  • 月経異常になる

糖尿病は、はじめ痛みなどの自覚症状がほとんどみられません。健診で血糖値が高かったり、再検査や治療が必要といわれた場合は、自分で判断せずに必ず医師に相談してください。

糖尿病による合併症

  • 糖尿病性神経障害

    両足がしびれる、立ち眩みを起こす、眼の動きが鈍る、便秘になるなど、神経によって様々な症状が現れます。 

  • 糖尿病性腎症

    尿にタンパクがでる、足や顔がむくむなどがあります。高血糖が原因で腎臓の糸球体がこわれてしまうことで発症します。

  • 脳梗塞

    脳の血管がつまり、細胞が死んでしまいます。足が動かない、呂律が回らないなどの後遺症が残る場合があります。

  • 足壊疽(えそ)

    靴ずれ、巻き爪、水虫、床ずれなどが原因で皮膚が腐ってしまいます。足を切断しないと救命できない場合もあります。

  • 糖尿病網膜症

    視力が低下し、最悪失明します。眼科受診時に糖尿病が見つかったという方も多くいらっしゃいます。

  • 心筋梗塞・狭心症

    心臓を覆っている冠動脈がつまり、動かなくなります。突然激しい胸の痛みにおそわれます。

  • 歯周病

    糖尿病の人が歯周病の治療をしたら症状が良くなることがあります。定期的に歯科でチェックをしましょう。

フットケア指導士におまかせください!

こんにちは。たかさわ内科クリニックのフットケア指導士です。主に足変病などの専門の治療を行っています。皆さまがより自分らしく療養生活を送ることができるようサポートさせていただきます。

当院の糖尿病治療

  • 食事療法

    糖尿病のタイプにかかわらず、基本となる治療方法です。

    基本何を食べても構いませんが、適正なエネルギー量・適正な栄養バランス・適正な時間に摂取しましょう。外食や間食、アルコール摂取時はエネルギー量が過剰になりがちですので、注意が必要です。

  • 運動療法

    食事療法とともに、基本となる治療法です。

    運動により、血糖値を低下させたり、インスリン抵抗性を改善できることが知られています。ただし、合併症がある場合や薬で治療を行っている場合は運動が制限されることもありますので、医師の指導の下、適正に行いましょう。

  • 薬物療法

    糖尿病の薬物療法には、経口血糖降下薬とインスリン注射があります。

    1型糖尿病にはインスリン注射が必須ですが、2型糖尿病は食事療法や運動療法を行っても血糖値が改善されない場合に、まず経口血糖降下薬を服用します。それでも改善しない場合は、薬の増量やインスリン注射の併用、インスリン注射への切り替えが行われます。

    当院ではさらにGLP-1受容体作動薬という注射も取り扱っております。血糖値を改善し、更に、体重を減らす事が出来る治療薬です。

クリニックでは珍しい、管理栄養士を含めたチーム医療を行っています。

当院では、糖尿病治療にはかかせない食事療法を管理栄養士がサポートします。療養中でも食事が楽しみになる献立のご提案もさせていただきますので、なんでもご相談ください。

当院の糖尿病定期検査

やさしい血糖値測定

採血しても痛みを感じにくいHbA1c

当院では定期的な血糖の経過を測定するHbA1cは、腕のからの静脈採血ではなく、指尖血や耳朶からの少量の血液で測定可能ですので患者様の負担は、少なくなっております。さらに6分で結果が出ます。

簡易型持続血糖測定器を使用

当院では簡易型持続血糖測定器 フリースタイル リブレ(アボット社)を採用しております。腕に貼り付けたパッチに機械を「ピッ」とかざすだけで、血液を採らなくても血糖値をリアルタイムで測定することができます。指に針を刺す必要がないため痛みがまったくなく、服の上からでも何度でも血糖値を測ることができます。現在の血糖値(数値)と過去数時間の血糖値の変化(グラフ)が表示されるため、食べ過ぎや間食が減り、高血糖や低血糖も減る可能性があります。センサーの寿命は2週間、15分おきに血糖値が記憶され2週間分の動きもわかります。センサーは貼り付けたまま入浴も水泳も可能です。 リブレは、インスリンあるいはGLP-1受容体作動薬で治療を行っている糖尿病患者を対象に保険適用です。

▼ 院長の測定結果

▼ リブレと測定の様子