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2025.05.08
寒暖差疲労
スタッフ日記
こんにちは😊
事務長の高澤です。
最近は暖かな日も増え、
新緑の美しさにはっとするような日々です🌱
日中は暑いくらいの日も増えてきましたが、朝晩はまだ肌寒く、服装に悩む日が続いていますね。
実はこの「寒暖差」が、体にとっては意外と大きな負担になるのをご存じですか?
今日は「寒暖差疲労」と、それが血圧や心臓に与える影響についてお話しします。
■ 寒暖差疲労とは?
寒暖差疲労とは、気温の変化に体がついていかず、自律神経が乱れることで起きる不調のことです。
特に1日の中での寒暖差が7℃以上あると、体にとってはストレスになりやすく、以下のような症状が現れることがあります。
– だるい、疲れやすい
– 頭痛や肩こり
– イライラや不眠
– 食欲がわかない
– 手足の冷え
■ 血圧や心臓への影響も
寒暖差が大きくなると、血管が収縮したり拡張したりを繰り返すため、血圧が上下に大きく変動しやすくなります。
特に注意が必要なのは、もともと高血圧や心疾患のある方です。
気温が下がる朝晩に血圧が急上昇することで、以下のようなリスクが高まることがわかっています。
– 心筋梗塞
– 脳卒中
– 狭心症の発作
また、自律神経の乱れで動悸や息切れを感じることもあり、不安感が強まる原因にもなります。
■ 寒暖差から体を守るには?
この時期は「なんとなく不調」が続いても不思議ではありません。
でも、次のような対策をすることで体への負担を減らすことができます。
– 服装で上手に調整:朝晩に羽織れる上着を一枚持っておきましょう。
– ぬるめの入浴で自律神経を整える:38〜40℃のお湯にゆっくりつかるのがおすすめです。
– 睡眠と食事をしっかりと:規則正しい生活リズムが何より大切です。
– 血圧は毎日測る:体調の変化に早く気づけます。
■ こんな症状はご相談ください
– 朝に血圧が高くなる
– 動悸・息切れが気になる
– 疲れやすさが続く
– 頭痛やめまいが頻繁にある
これらは、寒暖差疲労のほかにも内科的な疾患が隠れていることもあります。
5月は気持ちの良い季節ですが、体は意外と頑張っています。
無理をせず、毎日の変化に目を向けながら過ごしていきましょう。
たかさわ内科クリニックは、内科、糖尿病内科、循環器内科、予防医療を標榜に掲げております✨
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