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2021.11.24
3回目のワクチンは?
心臓病コラム
お久しぶりです。水曜日担当の堤です。
新しい日本の総理大臣が決まり、衆議院選挙も終了して新内閣が発足したところですね❗️
岸田総理も前総理大臣の政策を踏襲しているようで、コロナ対策に全力を挙げることを謳っているようです👀
さて、当方では以前から解体工事が行われていた旧高沢医院の建物もすっかり無くなり、更地になってしまいました。
木田橋側から来ますと、信号のところで4階建て高沢医院の建物がすぐ目に入り、いい目印となったものでしたが、それが無くなってちょっと淋しい思いがします。
最近無事心臓手術(大動脈弁置換と大動脈瘤手術)を終えられ、先日福井循環器病院を退院されたばかりの患者様がおられます。
実は、この方は旧高沢内科の設計に携わっておられ、解体後の更地をご覧になって時の流れをしみじみ感じられるのではないかと思います。
私も時々見学しておりましたが、当時の建物の頑丈さに驚愕いたしました🏥
解体が残念なほど素晴らしい建物を建てて頂いたものだと思います。
でも、よくみるとこの度新築された高沢内科クリニックの新たな表示が、夕闇の中うっすらと浮かび上がり、真新しい家屋に希望と意気込みを感じるのは私だけでしょうか?今後は前述の患者様も新しいクリニックに通って頂き、新たに獲得した人生を謳歌してほしいものです。
さて、コロナの話に戻しましょう。
COVID19(新型コロナ)との戦いも既に 2 年を経過し、その第5波がようやく終焉ししました。
現在、本邦での発生率は極端に低下している状態です。
世界の状況を鑑みると、奇跡的としか言い様がありません。
しかし、どなたもお感じの様に次の波が必ずやって来ると思います。
(来てほしくはないですが・・・)
ただ、今までとはちょっと違うのは、ワクチンがファイザーにしろモデルナにしろ、国民全体の70%以上に行き渡っているという現実です。
シンガポールやイスラエル、イギリスなどワクチン接種先進国のデータが出始めておりますが、感染再発兆候はあるものの、重症化率は明らかに低下しており、ワクチンの有効性は認めざる得ません✨
2 回接種後に起こる感染をブレークスルーと言うそうです。
これはコロナに対する抗体価が低下する為と説明はされていますが、同じ薬剤を使用しても、それを受ける側(患者様)の条件が全て違うので、それぞれ違う結果が出てくるのは、治療側としては申し訳ないですが、必然的なことと言えます。
ブレークスルーは一定の傾向として基礎疾患のある方や、もともと免疫力の弱い方に起こる様です。
ただ、この場合も軽症化がみられます。
その為に6-8ヶ月後に3回目のワクチンを打ちましょう、と銘打って皆様のところに案内状が届き始めていると思います。
終生免疫の得られるワクチンもありますが、このコロナに関しては、未だ正体が解明されておらず、抗体価(体の抵抗力を表す数値)が時期が来れば低下してくることがわかって参りました🗒
この病気に対する最大の武器はワクチンであることには変わりありませんので、しばらくはウィズコロナとしてワクチン接種を継続するのが順当でしょう💉
一方また、内服薬の日本での治験もようやく始まりました💊
アメリカでは承認薬も最近出たそうです。
ワクチンが100%の効果ではないため、次の一手として期待されるところです。
願わくばワクチンの摂取率が90%を超え、更に強力な内服薬が風邪薬のように処方される時代が来ると、コロナ前の生活を取り戻せる可能性は極めて高いです🙌
人類の叡智は必ずコロナ禍を超えられると信じております。
3回目の個別接種の詳細が決まりましたら
ホームページやLINE、Instagramでお知らせいたします📢
当院スタッフも力の及ぶ限り地域の皆様を守って行く所存ですので、
今後ともよろしくお願いいたします。