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2021.10.28
急な寒さと高血圧
内科コラム
こんにちは、院長の高澤です🏥
10月初旬まで比較的暖かな気温で過ごしやすかったですが、
ここにきて急な冷え込みが来てますね。
そんな時に注意しないといけないのが、血圧の上昇です。
高血圧のガイドラインは、
たくさんのデーターを元に約5年ごとに改訂されます。
75歳未満は診察室で130/80、
家庭血圧で125/75
75歳以上は診察室で140/90、
家庭血圧で135/85です。
これより高い方は、治療が必要かもしれません。
血圧をコントロールする理由は、心臓や脳の病気を予防するためです。
健康寿命が延びますよ。
家庭血圧っていうところがポイントです。
健診時や病院で血圧測定するとすごく高くて、
家などリラックスした状況で測定すると安定している方をよくお見かけします。
そのため血圧手帳等に朝食前や寝る前の血圧を記録することが大事ですね。
血圧の治療は、①食事療法②運動療法③薬物療法です。
食事?運動?そんなんで下がるの?と思われる方も多いと思いますが
食事と運動の改善にて薬をやめれた方を何人も経験しております✨
降圧剤をなかなかやめれない方もいますが、
血圧によっては減らすことも出来ますし、
薬はどこまでいっても補助的な治療であることには変わりありません💦
食事療法としてまずは、塩分6g以下にしてみましょう🧂
次にウオーキングのような有酸素運動です💨
血液量を減らし、血管を拡げれば、血圧は下がります。
それでも高ければ、補助的な薬物療法(降圧剤)を考慮します。
降圧剤と一口に言っても、実にたくさんの種類がありますので
自分に合った薬を見つけていきましょう。
お気軽にご相談ください😊